2019年9月20日に開幕したラグビーワールドカップ2019。
開幕までのフォトレポート。
ロシア代表チームの公認キャンプ地は数カ所あります。 そのひとつ、神奈川県海老名市。市民らの公募で「えびなラグビーサポーター」を結成
同じくロシア代表チーム公認キャンプ地の武蔵野市でもイベント “Sports for All 吉祥寺×ラグビー” 開催。
ラグビー元日本代表主将の廣瀬俊朗氏は「色々な国の人たちと、日本中のあちこちで、肩を組んで国歌斉唱する」ことを目的としたプロジェクト「スクラムユニゾン」 を発足。
こちらは開幕戦の試合前にロシア国歌を練習する日本サポーター。すべての国の試合でこのような光景が見られ、試合後のゴミ拾い同様定着するかもしれません。
ワールドカップのような国際大会が開催される大きな意義は勝ち負けや経済効果などではなく、相互理解の”入り口”になることです。
一体どれだけの学校でロシアについて紹介され、ロシア国歌の練習が行われたか。また学校給食でどれだけのロシア料理が食べられたか(本物とはちょっと違うとしても)。
これらのことが各国のホストタウン、試合の開催地で非常に多く行われました。そのようなことが行われた地域では、心情的に「どちらも頑張れ!」となるようです。やはり大事なのはお互い知ることです。
ロシアにおいてボリショイ劇場と双璧をなすダンチェンコ劇場の看板テノール歌手ヴァレリー・ミキーツキィ氏の来日公演でもワールドカップを応援。(関連記事➡️ 『ミキーツキィリサイタル』×『4 notes from Russia』写真展 フォトレポート )
photo by YAJ (МФК PHOTOS)
モスクワ在住の日本人会のラグビー同好会「モスクワ楕円球の会」では日露両国の国旗が入ったチームウェアを制作。開幕前には壮行会を開催。おそらくこのようなことが全国各地で、出場国それぞれにゆかりのある方たちによって行われていたことと思います。
ロシアからも応援のため来日。ロイターの取材もありました。
photo by YAJ (МФК PHOTOS)
photo by YAJ (МФК PHOTOS)
開幕戦 🇯🇵日本 VS 🇷🇺ロシア
アジア初開催の待ちに待ったワールドカップ。開幕戦のチケットは入手困難でしたが、全国の開催地に設けられたファンゾーンのほか、各所でパブリックビューイングも行われており、開幕戦のテレビ視聴率は18・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)とのことでしたが実際にはより多くの方が観戦されていたことと思います。
試合はロシアが先制したものの、松島選手のハットトリックなどもあり逆転され10対30で日本に敗退。ロシアは続くサモア戦も破れてしまい予選プール突破は厳しい状況ですが、残り試合の健闘を期待したいと思います。
ロシア語で応援!
Давай, давай! 行け、行けー!/押せ、押せ―!
Удачи вам! がんばれー!
Желаю вам удачи! (一人で) 幸運を!がんばって! Желаем вам удачи! (複数で) 幸運を!がんばって!
Желаю вам победы! (一人で) 勝利を祈っています! Желаем вам победы! (複数で) 勝利を祈っています!
Хорошая попытка! ナイス トライ!
Хороший захват! ナイス タックル!
Один за всех ― все за одного. ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために
🇷🇺ロシア VS 🇼🇸サモア
※開幕戦後も日本各地で開催されるロシア戦の応援を楽しんでいるようです。