
日本で唯一 “セルビア料理レストラン” の看板を掲げる『Serbian Night』さん。COVID-19の拡大に伴い約1年半お店を営業自粛されていました。そうしている間にもシェフの橋本典子さんは会社の設立、Web shop “DOMACA”をオープン、また東京オリンピックのセルビア共和国3×3男子バスケットボール・ナショナルチーム事前合宿でのセルビア料理メニュー・コーディネートなどお忙しくされていましたが、この11月に『Serbian Night』が6周年を迎え、またお店の営業も再開されました。
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とは言ってもまだウィルス対策は充分に、本来はテーブルを囲み大皿から取り分けるスタイルのセルビア料理ですが、一人席、二人席と小分けにして、定員の半分までの営業となっています。

毎週土曜日、11:00からのブランチ、13:30からのランチの二部制での営業。お酒に関しても、ご希望の方に1杯だけ別売りでラキヤを提供と、コンパクトサイズにはなっています。
ただ、それによってこれまで来られなかった方が参加しやすくなったということもあるかもしれません。

ラキヤは「最強の酒」とも言われる度数高めの食前酒。レピニャはセルビアのピタパン。スパイシーなアイバル(パプリカのペースト)を乗せていただきました。

ムチュカリッツァは豚肉のパプリカ煮込み。
この料理は12月3日に日本初のセルビア料理のレトルト食品としても発売されるそうです。
日本初! セルビア料理「ムチュカリッツァ」のレトルト食品が発売されます!
Serbian Nightさんも発売を記念し応援企画として、12/4(土)のメインメニューに再びムチュカリッツアを出されるそうです。

チェヴァプチッチはスパイシーな肉団子のグリル。

デザートにはバクラヴァ(ロシアでいうパフラヴァ)を濃いトルココーヒーと一緒に。
ごちそうさまでした。
コースの内容は毎回変わります。
また、貸切や出張料理なども受けていらっしゃるので、内容のご相談なども可能です。
東京も随分とCOVID-19の状況は落ち着いてきました。
油断はまだできませんが、そう遠くないうちにテーブルを囲む本来のセルビアスタイルで料理を楽しめるようになるかもしれませんね。

2015年に誕生した「セルビアンナイト」は、おかげさまで6周年。
クラウドファンディングのプロジェクトとして産声を上げた一夜限りのはずのセルビア料理店が、季節ごと、月ごと、隔週と、回を重ね、たくさんの笑顔に出会うことができました。
昨年の3月以来、コロナ禍により営業自粛を続けてきましたが、7年めとなる11月に土曜日だけのセルビア料理店として再開することができました。
一日のうちメインの食事が昼であるセルビアの習慣にならい、ブランチとランチをがっつりお召し上がりいただけます。
知られざる美食大国セルビアの料郷土理と地酒を楽しみに、ぜひおいでください。
DOMACA 代表 橋本典子
日本初セルビア料理レトルト食品『ムチュカリッツァ』発売応援企画として、12/4(土)のメインメニューはムチュカリッツァ。

DOMACA 橋本典子
https://serbian-night.com
Instagram @serbian_night
Facebook @serbiannightcom
https://domaca.raku-uru.jp
セルビア料理人 / ワインエキスパート。
神奈川県生まれ。英語英文科卒業後、横浜の食品会社に入社。総務部経理課で税務、税務や管理会計に携わり、内部監査や会計システムおよびレストランの立ち上げに従事。
2006年に日本ソムリエ協会認定「ワインエキスパート」の資格を取得。2011年よりイェレナ・イェレミッチをはじめとした日本在住のセルビア人に郷土料理を学ぶ。
東日本大震災を機に災害ボランティアとして東北に通い、2012年より東北の食材で世界の家庭料理を食べる会を主催。2015年に退社後1Dayレストランプロジェクト「セルビアンナイト」をクラウドファンディングにより8度達成。現在は自主企画として定期開催している。
2020年1月に「セルビアンナイト」を運営し、バルカン半島の食文化を紹介する株式会社DOMACA(ドマチャ)を設立。