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日本におけるロシア

特別寄稿

マースレニツァ [Mасленица] 冬を送り出し春を招く @Maria Semyonova
Facebookでコミュニティ「ロシア文化」 を運営しているMaria Semyonovaさんにマースレニツァ [Mасленица]について教えていただきました。 

マースレニツァは、冬を送別、春を歓迎するお祭りで、賑やかな雰囲気と,絶対欠かせないブリヌィというロシア風のクレープの香りに満たされています。

マースレニツァはパスハ(ПАСХА)=復活大祭の七週間前まで、一週間にわたって祝います。
今年のパスハは4月28日ですので、七週間前は3月10日、その日までの一週間ですから3月4日から3月10日までがマースレニツァの期間になります。
パスハの日は毎年かわりますので、マースレニツァの期間も同じく毎年変わります。

現在、マースレニツァはロシア正教会とつながりがありますが、ロシアがキリスト教を導入するずっと前から行われてきた古い祭りです。


現在、伝統行事は完全な形で行われないものの、ロシアの多くの家庭ではブリヌィが焼かれ、ロシアの全都市の公園,郊外などでは、マースレニツァの様々なイベントが開かれます。

一週間にわたって、人々は歌ったり、踊ったり、食べたり、飲んだり、お互いの家に遊びに行ったりしていますが、一番大きいお祝いは最後の日曜日になります。

マースレニツァの最後の日曜日に冬の象徴であるマール(マレーナ)という藁の人形を燃やしました。この祭りと冬を見送って、人形がなくなると、祭りと冬も終わります。残った灰を畑に撒いて、豊作を願いました。

昔、異教徒のスラブ人は死後の生まれ変わりを信じていましたので、なくなった藁の人形(冬)の代わりに春が来て作物に生まれ変わると考えていたそうです。現在では藁の人形を燃やすことは儀式ではなくて、習慣として続いていますから、灰を畑に撒きません。


マースレニツァという言葉の意味はバターの一週間という意味です。なぜバターかというとマースレツァの一週間にわたってバターがたっぷりつけてあるブリヌィをはじめ,他に小麦粉で作られたお菓子と乳製品が多量に食べられているからです。
みなさんもブリヌィを作ってみませんか。分かりやすくクックパッドにレシピを書きました。

マースレニツァは復活祭の前に行われている大斎期(おおものいみ)の前の準備行事とも言えます。大斎期というのは人々が肉食や娯楽を断って、神様に祈ることでそのための準備するという役割がマースレニツァです。

こちらはマースレニツァについてのビデオです。

ロシアについて興味を持っていただけましたら、ぜひFacebookの「ロシア文化」コミュニティに参加してください。

Maria Semyonova
マリア・セメノヴァ

Facebookグループ『ロシア文化』

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