
新型コロナウィルスの影響によりイベントの中止が相次ぐなか、2020年2月23日(土)〜24日(月・祝)、東京芝公園にて日本初の大規模ロシア・ユーラシア文化祭『プラーズニク』が快晴の天候のもと無事に開催されました。(関連記事➡️ 『プラーズニク』日本初の大規模ロシア・ユーラシア文化祭!!学生の力で魅惑の世界を東京に。)
ステージプログラム、物販、体験企画など盛りだくさんの内容でした。


スラブ民族舞踊団体『スラヴャー二ェ』さんはスラヴ人(ロシア人、ウクライナ人)、アゼルバイジャン、日本人によるボランティアのダンスアンサンブルで、東京、横浜を中心にイベント出演などをされています。


こどもバレエスタジオ『チャイカ』さんの子どもたちには主催者から表彰状が贈られました!


中央アジア・シルクロード・コーカサス民族舞踊グループ『グリスタン』さんは東京中心に国内外で活動中。


会期はロシアの伝統行事マースレニツァに重なるため屋台ではブリヌィも提供されました。(参考記事➡️ マースレニツァ [Mасленица] 冬を送り出し春を招く)
そのほかボルシチやロールキャベツ、アルメニアワインの試飲なども。



東京外国語大学の学生さんたちによる『Яармарка』(ヤルマルカ)。様々な旧共産圏の国々のお土産を販売していました。


ロシアのストリートファッションブランド『TRAILHEAD WEAR INDASTREE』のT-シャツとニットキャップ。チェブラーシカ×ゴジラの『CHEBURILLA』T-シャツ!
日本に4着しか持ってこなかったそうで、サイズは合わなかったのですが最後の1着(XXL)をゲット!これはあればあるだけ売れたと思います。



会場にはユルタが設置されていました。ユルタとは、中央アジアの遊牧民の移動式住居のこと。
この中ではバラライカの演奏体験や”歌う漫画家”富沢きららさんによる漫画ワークショップなどが行われました。(関連記事➡️ オタク文化をロシアへ『歌う漫画家』富澤きらら 7/15に浅草で『日本文化体験イベント』)
『YouTubeでロシア語』チャンネルのロシア語の先生によるロシア語教室も。

ステージに戻りまして、23日には日本で声優としてご活躍のジェーニャさん、YouTuberのあしやさん、二日間にわたってステージプログラムの司会進行を務められた俳優の山本修夢さんによるトークショー。それぞれの日本との関わり、ロシアとの関わりについてや、観客の方の質問コーナなども。



また、24日にも山本修夢さんによるトークショー。山本さんは昨年公開された日ロ合作映画『ソローキンの見た桜』にご出演。(関連記事➡️ 日露戦争時代のロミオとジュリエット 映画『ソローキンの見た桜』3月22日全国公開 )
山本さんと一緒にご登壇のロシア文化芸術研究会『白夜』代表の大島昇さんは、4月に映画『ソローキンの見た桜』の楽曲のコンサートをプロデュースされるそうです。
山本さんは2020年にロシアで先行公開される新しい日ロ合作映画『ハチとパルマの物語』(日本では2021年公開)にもご出演されるとのことで、同作品アソシエイトプロデューサーの原麻里奈さんもご登壇。


オペラ歌手の小畠エマさんはロシア音楽をメインレパートリーとするアマチュア・オーケストラ『クラースヌイ・フィルハーモニー管弦楽団』とのコラボレーション。チャイコフスキー作曲「ただ憧れを知る者のみが」、ラフマニノフ作曲「ヴォカリーズ」などの名曲を披露。


ジェーニャさんは23日のトークショーに続き24日にはミニライブ。日本に興味を持つきっかけとなったセーラームーンの『ムーンライト伝説』、オリジナル曲の『ツバメ(Ласточки)』など4曲を披露。


そして、テレビ東京の人気番組『YOUは何しに日本へ?』への出演で注目を集めたロシア人コスプレイヤー、Saya Scarletさんもパフォーマンスを披露。
ジェーニャさんはライブ終了後、CDや写真集の物販コーナーへ。ファンの方達との写真撮影にも応じていらっしゃいました。漫画ワークショップの合間の富澤きららさんにも来ていただいて写真撮影。
この他にもまだご紹介しきれていない出演者の方もいらっしゃいます。これだけの準備をするのにどれほど大変だったかと思いますが、学生さんたちの有り余る情熱で見事に成功しました。
暑いくらいの日差しの中、マースレニツァの時期とも重なってまさに春の訪れを感じさせるとても楽しいイベントでした。
2日間沢山の方にご来場いただき、感謝申し上げます🙇🏻♂️
皆様に少しでもロシア・ユーラシアの魅力が伝わったら幸いです!
イベントの思い出は是非フォトコンテスト #プラーズニクphoto でシェアして下さい💖
本当にありがとうございました!
「プラーズニク」実行委員会
