Facebookでコミュニティ「ロシア文化」 を運営しているMaria Semyonovaさんにロシアの終業式と卒業式についてについて教えていただきました。
今日はロシアの終業式(最後のベル🔔)についてお話しさせていただきたいと思います。動画で雰囲気がよく伝わると思いますので、ぜひ見ていただければと思います。
毎年5月25日にロシアの至る所まで各学校で「最後のベル」という終業式が行われます。しかし、25日は週末に当たったら、その前の日に開催されます。
ロシアでは小学校から高校卒業までクラス替えなく、11年間ずっと同じクラスメイトと同じ学校で勉強しています。いうこともなくみんなとても仲良くなります。先生、クラスメイト、他の友達と別れることはとても寂しいです。
終業式で泣いてしまうことは普通のことです。
その日、女性の服は白い可愛いエプロンと茶色のワンピースと言ったソビエト連邦時代の制服となります。日本で「メイドさんの制服だ」と言う人が少なくないですが、メイドと関係ありません。
男性はスーツを着ます。
最後のベルは「第一回目のベル」と同じく卒業生と小学校の一年生はベルを鳴らせて、卒業生の最後のベル(チャイム)ということ示します。卒業生は先生、学校、両親に感謝の言葉を言い、コンサートを開催します。
最後のベルの後、卒業・大学入試センター試験を受けます。その試験に不合格だったら、卒業ができないかまたは、点が少なかったら良い大学に入学出来ないので、みんな頑張っています。
6月下旬か7月ぐらいに卒業式を行います。卒業式のため女性は綺麗なドレス、男性はスーツを着ます。卒業式で卒業証書をもらうこと、感謝とお祝いの言葉を言うこと、コンサートなどが行われます。その後みんなと一緒にレストランや会場でパーティーのような宴会をします。
ロシアについて興味を持っていただけましたら、ぜひFacebookの「ロシア文化」コミュニティに参加してください。