2018年7月10日から8月5日まで、東京の国立映画アーカイブにて『ロシア・ソビエト映画祭』が開催されます。
国立映画アーカイブでは、「日本におけるロシア年2018」に合わせ、ロシア文化フェスティバル組織委員会と共同で、当館では12年ぶりとなるロシア・ソビエト映画の特集上映を開催します。文化政策上の転換やそれに伴う創作への制約をたびたび経験しながらも、常に多彩な才能と多様な作品を生み出してきたロシア/ソビエト映画の中から、当館が所蔵する日本語字幕付きモスフィルム作品を中心に、24プログラム(29作品)を上映します。
「社会主義リアリズム」時代の作品から、巨匠エイゼンシュテインの作品、チュフライやボンダルチュクら戦後の新しい波、文芸作品の映画化やノルシュテインのアニメーション、そして現代ロシア映画を率いるシャフナザーロフ監督とウチーチェリ監督の最新話題作まで、バラエティ豊かなロシア/ソビエト映画をお楽しみください。会期初めには、シャフナザーロフ監督とウチーチェリ監督の舞台挨拶も予定しています。皆さまの来場をお待ちしています。
本国で2017年に公開された『マチルダ』[原題:Матильда] と『アンナ・カレーニナ ヴロンスキーの物語』[原題:Анна Каpeнина. История Вронского] については今年11月にも一般公開されますが一足先に上映され、また両作の監督の舞台挨拶もあるとのことです。